SASUKE父です。ご覧いただきありがとうございます。
息子は、今年の5月に公文と英語教室を始めました。
その後いろいろな幼児教室の体験を行い、公文より幼児教室の方が良いと思い、公文を8月でやめました。
いくつか体験教室をした中で気になったのが「積み木」でした。
私は知りませんでしたが、小学校受験の必須項目みたいです。
積み木を使うのではなく、積み木の数や、組み合わせの問題のようですが。
我が家の近くに受験をする小学校が無いので、受験対策としては必要ありませんが、子供が楽しめて教育になるのなら良いと思い、積み木を始めることにしました。
公文の積み木
今回購入したものは、
私は楽天で購入しました。
受験を考えた場合や、年中・年長の子どもの場合は、形の違う積み木が良いと思いますが、我が子は年少なので、まずはカラフルで積み木に親しみを持ってほしいなと思い、カラフルで正方形の公文の積み木にしました。
積み木を行う事のメリット
受験でも必ずと言っていいほど出ると言われている積み木です。
きっと何か良いメリットがあるんだろうなと思い調べてみました。
フリードリッヒ・フレーベル
幼稚園の創始者であるドイツの教育学者です。
積み木を「神の贈り物」と呼びました。様々な早期教育教材や幼児向け教室でも積み木遊びを推奨しています。
フレーベルは「子どもの発達段階に即した成長」を大切にしていて、生まれたばかりの子供はまず「音や歌」に興味を示し、やがて「対象物(=行動の対象となるもの)」を必要とするようになると言っています。
この「対象物」について、「子どもが自分自身で自己活動的に、さらに進んで、且つもっと完全に発達することの出来る、そういう対象物を必要とする」という説明がされています。
つまり、幼児期の子供の成長には「何かのモノを使い、自分の内側にあるものを“目に見える形”で表現すること」が大切になってくるのです。
そして、この「表現する」という行為について、積み木は次のようなメリットを持っていると言われています。
1. 並べたり積み上げたりして いろいろなものや空間を表現できる
2. 石などとは違って積み木は表面が平らで積み上げやすい為、「積む」という行為のストレスを軽減でき、「表現すること」に集中できる
子供の成長に大切な「表現すること」の手助けとして、積み木はとても役に立つおもちゃなのです。
幼児教育の積み木
現代の幼児教育においても積み木は重要な存在です。
現在の幼児教育で積み木は
①空間を構築することや想像を広げること
②そこでの友達関係や社会性を養うための環境として機能すること
上の2つのために使われています。
何もない空間で遊ぶよりも「積み木のある空間」の方が子供たちの想像力が刺激され、積極的に遊ぶことが出来るのです。
どこの施設の積み木はありますしね。
次に知育的な効果について調べてみました。
五感の発達
積み木遊びは視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の五感を刺激します。ぶつけると痛いということも子供は遊びながら学んでいきます。
この五感は人の知的活動の基本なので、感覚を習得する感覚教育はすごく重要です。
指先を使うことで手先の器用さが鍛えられ、五感の刺激と一緒に脳を効果的に刺激し、知育効果をもたらすと言われています。
集中力
積み木に夢中になる時の子供たちの集中力はすごいですよね。これは勉強する時やスポーツをするときに役立つ集中力にもつながるので積木は最適です。
想像力
積み木の形や色を見て身近にあるものを想像します。そして、そこから何をつくろうか考えます。
現実にない物を想像する力を「空想力」と言いますが、こちらも鍛えられます。
イメージする力というのは、何をするにおいても大切です。その基礎を積み木で培うことができるのです。
創造力
新しい物を作る創造力は、どの年代にも必要とされます。積み木でアイディアを生み出す力を養うことで、将来につながります。
建築家や芸術家のような作品を創り出すこともあるかもしれませんね。
表現力
自分が思い描いたものを表現する力も身に付きます。年齢を重ねるにつれ、言葉での表現力や絵などの芸術での表現力が身に付いていきますが、その原点の一つになります。
子供の思い描く世界観を思い切り表現させてあげましょう。
バランス感覚
バランス感覚も必要になります。積み上げたものが崩れたとき、どうして崩れたのかを考え、積み木を通じてよりバランスの保てるものを作っていきます。
繊細な指使いで崩さないように積み上げる時にもバランス感覚は必要になりますよね。
空間認識能力
積み木は立体であるため、空間認識能力を高めることに効果的です。
この空間認識能力とは、物体の位置・方向・姿勢・大きさ・形状・間隔など、物体が三次元空間に占めている状態や関係を、すばやく正確に把握、認識する能力です。
スポーツや芸術の分野で活躍している人はこの力が強い傾向にあります。勉強においても、物事の本質を瞬時に把握できるため、有利に働きます。そのため、判断力も早くなります。
絵をかくときなどに必要な立体感覚もこの一種です。
積み木は色々なメリットがあるようです。子供が楽しく継続できれば、素晴らしい教材のような気がします。
実際
公文の積み木は36個の問題があります。
上手に作れたら頑張ったねシールを貼ります。
最初は、簡単な平面の問題ですが、徐々に立体的に考える問題になります。
中盤は、立体も発展形になり、見えない裏側の空間を意識する問題に変わります。
作った後に動いて、形の確認や裏側の確認させながら進んで行きます。
最終的には
こんな立体を作れるようになります。(まだ我が子は一人では作れませんが、、)
まとめ
年少から始めるには、カラフルですし、良いと思います。
買って1ヶ月くらい経ちましたが、子供の成長にびっくりするくらい、成長を実感できますよ。
しばらくは、公文の積み木を続けて、立体への理解や、積み木をいくつ使っているかなど、遊びながら教えて行こうと思います。
皆さんもお子さんも一緒に始めませんか?
ご覧いただきありがとうございました。